サクラサクラサクラ
サクラサクラサクラ

口の聞けない男がいました
桜の歌を思い出してました
生きることは感じること 生きることは授けること

桜の苗木を 温もりあるこの地に宿した
いつの日か聞いた歌 誰かに歌い継がれるようにと
思いを込めて

耳の聞こえない少年がいました
ある日満開の桜を見ました
生きることは感じること 生きることは伝えること

桜の花びらを 愛する少女の元に捧げた
この色と香りが あなたの胸に届くようにと 思いを込めて

目の見えない少女がいました
桜の花びらに優しく包まれました
生きることは感じること 生きることは歌うこと

頬に触れた香りは 幼い頃くぐり抜けた道
思い出し歌った 誰かの胸に届くようにと 思いを込めて

口の聞けない男がいました
愛する桜の歌を聴いてました
耳の聞こえない少年がいました
美しい少女と桜を見てました
目の見えない少女がいました
桜の香りに囲まれ歌ってました
生きることは感じること 生きることは応えること
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